認知症・共有不動産対策

家族信託の実用例(共有不動産対策)

                                                 一般社団法人 家族信託普及協会

 先ほどの収益不動産が共有だった場合と、不動産が収益不動産ではないが共有不動産である場合。

 共有不動産で誰かが判断能力がなくなった場合、その不動産は建替え、大規模改修、売却、管理等ができなくなります。それらをするには、全員の一致した考えが求められるからです。一人でも、判断能力がない人がいると、全員一致にはならないのです。

 共有物件があり、その共有者がある程度の年齢である場合、受託者を決めて、こういうことになったらこうしよう、ああなったらああしよう、と決めておいて、全員元気なうちは監督権を使って受託者に指示し、実行不能リスクを軽減することをお勧めします。

 

 次のようなケースがよくあります。

 自宅の所有者が、お父さん、お母さん、そして長男もしくは長女。

 この場合、お父さん、お母さんのどちらか一方がもしくは双方が認知症になったら、残された家族がその不動産を売ろうとしても売れずに、病院の費用や施設の費用を自ら工面しなければなりません。

 いよいよ工面できなければ、共有不動産を売るために、認知症になった人に成年後見人をつけざるを得なくなってしまいます。

 この場合の成年後見人は、たった一度の不動産売却のためにつけるのです。費用は最低2万円掛かるとみられます。むなしいですよね。

 

 共有不動産というのは危険をはらんでいます。

 ニュースでこの土地が誰のものかわからず、市役所が困っていると言ったことを聞いたことがあると思います。それは、土地の相続をせずに放っていると、共有者が多くなりすぎてわからなくなっていることをいます。今の法律では共有者全員の同意がないと動かすことができないのです。

 

  これが共有不動産のトラブル回避のための家族信託です。


家族信託 スケジュール案

1⃣ 相談(実現したいことの聞き取り)

2⃣ メリット・デメリットを確認

3⃣ 事前聞き取り

4⃣ 信託設計と提案、見積もり

5⃣ (提案を)ご検討

6⃣ 発注

7⃣ (発注後)細部確認

8⃣ 公正証書作成

9⃣ 信託口口座作成&不動産登記

家族信託対応エリア

対応エリア(千葉県全域)千葉市,銚子市,市川市,船橋市,小室町,館山市,木更津市,松戸市,

野田市,茂原市,成田市,佐倉市,東金市,旭市,習志野市,柏市,勝浦市,市原市,流山市,八千代市,

我孫子市,鴨川市,鎌ケ谷市,君津市,富津市,浦安市,四街道市,袖ケ浦市,八街市,印西市,白井市,

富里市,南房総市,匝瑳市,香取市,山武市,いすみ市,大網白里市,酒々井町,栄町,神崎町,多古町,

東庄町,九十九里町,芝山町,横芝光町,一宮町,睦沢町,長生村,白子町,長柄町,長南町,大多喜町,

御宿町,鋸南町

行政上エリア:東葛飾地域/葛南地域/印旛地域/香取地域/海匝地域/山武地域/夷隅地域/安房地域

対応エリア(茨城県全域)水戸市,日立市,土浦市,古川市,石岡市,結城市,龍ケ崎市,下妻市,

常総市,常陸太田市,高萩市,北茨城市,笠間市,取手市,牛久市,つくば市,ひたちなか市,鹿嶋市,

潮来市,守谷市,常陸大宮市,那珂市,筑西市,坂東市,稲敷市,かすみがうら市,桜川市,神栖市,

行方市,鉾田市,つくばみらい市,小美玉市,茨城町,大洗町,城里町,東海村,大子町,美浦村,阿見町,河内町,八千代町,五霞町,境町,利根町

行政上エリア:県北,県央,県西,県南,鹿行

対応エリア(兵庫県一部)相生市赤穂市たつの市姫路市太子町上郡町

行政上エリア:西播地域